晩酌のマスト酒器 ごつい手に似合う陶器のとっくり

とっくり

お酒好きなら、とっくりやおちょこなどの酒器にもこだわりたいものです。晩酌のアイテムとしても欠かせません。つるんとした磁器のとっくりも品がよさそうで悪くないですが、ここは、あたたかみのある陶器のとっくりに軍配を上げましょう。陶器のとっくりは、男の人のごつい手にもよく似合います。特に熱燗なら、これに限ります。

ところで、熱燗のとっくりはどこを持ちますか。若い人やお酒をあまり飲まない人で、とっくりの口のほうを持って注ごうする人が時折いますが、あそこはどうもいちばん熱いところ。やけどするんじゃないか、飲んでるのは熱燗でも見てて冷や冷やします。あれは底に近い、太った部分を持って注ぐのが決まりです。

面白い陶器としては、二重焼きが特徴の大堀相馬焼があります。隙間のある二重構造になっているので、とっくりもおちょこも、熱い日本酒を入れても持ちやすいですし、おまけに冷めにくい。独特なひびの入り方と馬の絵の陶器を見たことがあるという人もいるのではないでしょうか。どうぞ一度試してみてください。

お酒が飲みたくなってきたのではないでしょうか?今夜は陶器のとっくりをぎゅっともって、手酌で一杯。さしつさされつもう一杯。